記録実践技術
2007
12.19
12.19
記録
面接中心に展開されるケースワークにおいて、各面接の終了後に記録を書くことは必要不可欠となっています。
記録の目的は、連続している面接の過程に一本の道筋をつけ、一貫した援助ができるようにすることである。記録によりワーカーが交代しても援助が続行でき る。第2の目的はケース及び面接方法の分析に役立てることである。記録をとり、見直すことは、新たな発見をしたり、面接技術を進歩させたり、援助により良 い効果をもたらす。第3の目的は、資料のためである。利用者の秘密が守られるのは当然であるが、他の機関との協力の下で援助がなされるときは、その記録が 参考となる。第4の目的は、スーパービジョンのためである。ワーカー独自の判断では、主観的になることもある。記録をもとにしたスーパービジョンにより、 より良い援助が可能となる。
ケースワーク記録の様式は大別すると次の二つが考えられる。
①記述体の過程記録(プロセス・レコード);時間経過をたどって、その面接風景がかなりの程度わかるよう記録する。単なる会話の記述ではなく、ワーカーの判断、解釈、感情なども盛り込んで記述する。
②要約記録;記述体記録の数回分(例-1ヶ月分)毎に要約し、あるいはケースの状態を示す。あるいは項目別に分けて事実を明確に理解できるようにする。