概念と意義

2007
12.29

リハビリテ-ション(rehabilitation)とは、そもそも「再び適した(資格ある、権利ある)状態にする」という意味がある。現在では、 「障害者の人間らしく生きる権利の回復(全人間的復権)こそがリハビリテーションであり、具体的には障害を予防するとともに、障害のある人々の最適な身体 的、精神的、社会的、職業的、経済的な能力を発揮できる状態にし、可能な限り高いQOL(生活の質)の向上を伴った『全人間的復権』を目指して行われる政 策を含めた総合的援助対策とその実践であり、また、障害者自身、その家族、そして彼らの住む地域社会はリハビリテーションに関係する諸種のサービスの計画 と実施に関与しなければならない」と定義される。

リハビリテーションとは、約100年の歴史があり、当初「身体的訓練」と捉えられていたが、現在では、「機能障害・能力低下・社会的不利の障害の3つのレ ベルに対し、医学的・教育的・職業的・社会的の4分野から障害者等の身体的・精神的・社会的能力を最大限に回復させ、障害者等の自立による『全人格的復 権』を目指して行われる活動をいう。」とされている。現代的なリハビリテーションの意義・目的・行為は第2次世界大戦中に激増した傷病兵に残る身体障害が社会問題化したことからアメリカで発展した。

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